明治維新150年記念事業耐恒寮講座「幻の芳谷炭鉱」が開催されました

3月18日(日)、唐津市主催の明治維新150年記念講座が開催されました。

旧唐津銀行で50名ほど参加された講座では、15期生の楢崎幸晴さんが講師として「芳谷炭鉱」について話をされました。

楢崎さんは卒業後、松浦党研究会、松浦史談会、北波多郷土史研究会などで歴史を研究され、平成21年から「芳谷炭鉱」について調査し地元である北波多のPR活動を行われています。その成果をPRするため唐津市の「明治維新150年事業」として依頼を受け、今回の講座が開催されました。

当時、県一の産炭量を誇る「芳谷炭鉱」は、岸岳~唐津線の普及、日新、日露戦争の船舶の燃料など地域の発展や日本の近代化に貢献しています。調査の経過や案内看板の設置など、その成果を講話と写真展で紹介されました。

参加者の方も真剣に聴き入っている様子で、約1時間の講演の後は、写真展の資料や年表など見ながら質問をされていました。ゆめさが大学の卒業生や在校生も参加されており、詳しくまとめられた資料を見ながら、ぜひ、大学の講義にも取り入れてほしいと話をされていました。

写真展は引き続き旧唐津銀行で一週間ほど展示されるそうです。興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。