そば打ち倶楽部 刈り取り~脱穀

ゆめさが大学の卒業生でつくる、ゆめさが大学そば打ち倶楽部では、一般公募の方を交えて、そばの種蒔きから収穫、そば打ちに至るまでの体験イベントを実施されています。今回は、11月6日に行われた刈り取りと、11月11日に行われた脱穀のレポートです。

去る、8月21日にまいた種はすくすく育ち、真っ白な花を咲かせました。蕎麦は、種蒔きから収穫までおおよそ「75日」です。人の噂との関連性は不明です。以下の写真は9月25日です。

真っ白な花を咲かせた蕎麦(9月25日)

11月11日、刈り取りに入ります。真っ白な花だった蕎麦は、しっかりと実を付けました。

刈り取りを前にして、熟した蕎麦の実(11月6日)

11月6日に、刈り取りが実施されました。参加者は、一般公募の方19人と、ゆめさが大学そば打ち倶楽部のメンバーあわせて53人。

当日は、そば畑がある佐賀市三瀬村でも初霜となりました。早朝の気温は下がりましたが、刈り取りのはじまる10時頃には霜も溶けて、圃場の露も乾いてきました。

三瀬村では初霜

刈り取り体験会の参加者は一般公募の方19人と、そば打ち倶楽部のメンバーをあわせて総勢53人。

一般公募の子どもたちも、いっしょうけんめい蕎麦の刈り取りに取り組みました

作業は、圃場から「そばを抜く」、長さを揃えて「根を切る」、天日干しにする「稲架掛(はさがけ)」する手順でおこなわれました。

稲もそうですけど、穀物の乾燥のために刈り取った後、台に掛けることを「稲架掛け(はさがけ)」と言うそうです

圃場から抜いた蕎麦は、根元を整えて、切り、「稲架掛け(はさがけ)」にします。1週間ほど経ったら脱穀工程です。

脱穀

刈り取りから、およそ一週間。脱穀の作業に入りました。雨天の予報があったため、予定を繰り上げて、11月11日の実施でした。

11月11日天候を見ながら、日程を繰上げ脱穀が実施されました。

前週に刈り取った蕎麦は、「稲架掛け(はさがけ)」の天日干しの後、脱穀(茎から実を落とす)されました。

唐箕で、実とくずを選別しています。

ここでとれた蕎麦が、粉にひかれ、香り高い蕎麦になります。