ケンちゃん倶楽部が子どもたちと交流
「ケンちゃん倶楽部」は、ゆめさが大学唐津校8期卒業生で構成されたボランティアグループです。バルーンアートの実演で子どもから高齢者までを対象に幅広く活動をおこなっています。この日は、西唐津公民館の文化祭に招かれての実演です。西唐津公民館は、令和4年に移転新築された施設で、移転後初めての文化祭だそうです。
さて、ケンちゃん倶楽部は、ロビーの一角で開始時間を前に準備を始めます。事前に準備しておいたハート型が連なるバルーンを飾り付けて雰囲気を盛り上げます。その傍らでは、赤、青、黄色・・と色鮮やかなバルーン1本1本をポンプで膨らませて、太さ5センチ、長さ150センチ程のバルーンが次々と出来ていきます。
文化祭が始まる頃には家族連れなど多くの市民が来館され、子どもたちはバルーンを見つけると興味深そうに集まりはじめました。倶楽部のメンバーは、剣や花の腕輪の作り方を丁寧に教えながら一緒に作り上げていきます。見栄えを良くするためには、ひねるサイズ(玉の大きさ)を揃えたりするのがコツなんだとか。最初は、恐る恐るバルーンをひねっていた子どもたちも出来上がる頃には笑顔に変わっていきます。バルーンって意外と丈夫で割れないんですね。
しばらくすると、ロビーは満杯。次から次へのリクエストにメンバーの皆さんもフル稼働状態です。時折腰をさすりながらも嬉しそうに対応しています。何より子どもたちの表情に癒されますよね。
たくさん用意されていたバルーンも文化祭の終わりを待たずに無くなってしまい、一足先の店じまいとなりました。ケンちゃん倶楽部の皆さん、お疲れ様でした。