サルコペニア(筋力低下)のリスクチェック
緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ油断のできない時期です。
自粛中は体を動かすことが難しかったのではないでしょうか。運動不足には気を付けなければなりませんね。
さて、表題のサルコペニアは「加齢に伴って生じる骨格筋量と骨格筋力の低下」のことです。簡単に言うと加齢や不活発な生活で筋肉に刺激が与えられないと筋肉量が減少し筋力が低下してしまうことです。
それでは、簡単に筋肉量を測定できる「指輪っかテスト」を紹介します。東京大学高齢社会総合研究機構が開発した誰にでもできる検査です。
まず、親指と人差し指で輪っかをつくります。
![]() |
![]() |
次に、利き足ではない方のふくらはぎの一番太いところをその指で囲みます。
①囲めない
②ちょうど囲める
③隙間ができる
③の場合、筋力量が減少しているサルコペニアの危険度が高いということになります。
自宅で過ごすときでも、座っている時間を減らしたり、テレビを見るときでもコマーシャルの時に足踏みするなど、積極的に体を動かしましょう。そして、1日3食しっかりと栄養を取りましょう。