名護屋城跡ガイド―唐津校2期生
ゆめさが大学唐津校の卒業生6人が、肥前名護屋城歴史ツーリズム協議会に登録し、名護屋城跡を訪れる多くの観光のお客様を相手にガイドの活動をしています。
今回は、その中から唐津校2期生の前田悟さん(唐津市・69歳)をご紹介します。
前田さんは、唐津校在学中に地域活動体験学習「やってみよう」で唐津市内の観光ガイドを経験したことをきっかけに、ガイドボランティアを始めました。
肥前名護屋城歴史ツーリズム協議会に所属し、名護屋城ガイドをするようになって4年目。全国から名護屋城跡を訪れる観光客を相手に、年間40回ほど案内をしています。
取材に伺った日は、長野県飯田市からの20名の団体を、天守台までのコースで案内していました。
目の前に見える石垣について、お手製の資料を示しながら解説。
前田さんは、趣味のマラソンで全国各地の大会を回るときに、各地のお城の石垣を調査して資料を作り、名護屋城と比較して説明しています。
全国から来られるお客さんの地元のお城と比較して説明するとより楽しんでもらえるのだとか。
ガイドを引き受ける前田さんにとって、どこから来られたお客さんかが楽しみだそうです。
前田さんが一番の見どころという天守台では、壱岐、対馬、そして、その先にある韓国を感じられたのでしょうか、お客さんから感嘆のため息が聞こえました。
ガイドを終えて、お客さんを最後に見送るときに「楽しかったよ」と声をかけてもらえるのが何よりガイド冥利に尽きるそうです。
「自分が楽しんでいれば、お客さんも楽しい」をモットーにこれからも楽しんでガイドを続けたいとのことでした。
夏の暑さも感じさせない前田さん、9月にはウルトラマラソン(100Km!)に出場するとのこと。・・・すごいバイタリティです。