施設に笑顔を届けています-佐賀県高齢者大学18期生

今回は、施設訪問活動を続けて5年目の代表の永松美智子さんを中心に、和気あいあいの「ハート笑美の会」のご紹介です。

平成29年6月30日、「ハート笑美の会」の施設訪問の現場を取材するため、吉野ヶ里町社会福祉協議会デイサービスセンターを訪れました。

「ハート笑美の会」は、ゆめさが大学の前身、「佐賀県高齢者大学」の18期生。平成21年度の卒業生です。

ゆめさが大学(佐賀県高齢者大学)は、卒業後に地域活動を行ってもらうことが、大きな目標です。

「ハート笑美の会」は、その目標を実現するため、平成25年、歌や踊りの出し物で施設に笑顔を届ける訪問活動を始めました。

県内外の高齢者福祉施設や、病院などに訪問を続けています。

この日の訪問は、66回目の活動日。グループのメンバー14人のうち、お休みの1人を除いた卒業生9人を中心に、総勢13人が出演します。

メンバーそれぞれが得意分野の演目で、施設の皆さんに喜んでもらえるようにプログラムを組み立てました。

日本舞踊、フラダンス、三味線、社交ダンス、唱歌、リズムダンス、健康体操・・・

 

グループのメンバーは、観客であるデイサービスの利用者の皆さんの中に入って行って、一緒に歌を歌ったり、簡単にできる体操を一緒に取り組んだりと、出演者と会場が一体になった時間が流れていきます。

 

あっという間に1時間の出演時間が過ぎてしまいました。

盛大なアンコールの拍手に応えて、フィナーレは、「サザエさん」のリズムダンスを出演者全員で。

今日の会場もたくさんの笑顔の花が咲きました。

吉野ヶ里町社会福祉協議会のデイサービスは、ハート笑美の会がスタートを切った場所でもあり、メンバーの感慨もひとしお。

これまで訪問した施設からは、「また来てください」の声がかかることが多く、また口コミで聞いて出演依頼があるなど引っ張りだこ。今後の活動の予定は来年1月まで入っています。

これからも、施設利用者の皆さんに笑顔を届けるため、メンバー一致団結して頑張っていただきたいと思います。