(ゆめさが大学唐津校8期生)「異文化交流グループ」久しぶりの再会に笑顔

2月14日(日)、ゆめさが大学の講義、地域活動体験学習「やってみよう」がきっかけで発足したグループ「異文化交流【和の文化に親しむ】」グループが、1年3ヵ月ぶりにインドネシアからの技能研修生、イザン君とイファン君に再会しました。

初めてイザン君とイファン君に会ったのは、2019年11月10日(日)。外国人の方に日本の文化に親しんでもらい、日本文化の素晴らしさを知ってもらいたい、また、母国を離れ頑張っている外国人研修生に少しでも楽しんでもらえたら…との思いで始まったこの活動。その時の交流がきっかけで、第2弾は料理での交流会を計画されていました。ところがその矢先、コロナ感染者拡大…。交流会は延期せざるを得なくなりました。だけど、研修生はいつまでも日本にいるわけではありません。研修期間が終わったら母国に帰ってしまいます。たった1度で交流が終わってしまうなんてやっぱり淋しい!コロナ禍の中でも何かできないかと考え、クラスメイトから寄付してもらった和柄の生地があるのでそれを利用して座布団をプレゼントしよう‼という事になりました。早速、ボランティアで外国人研修生のお世話されている金野尾さんに連絡を取り、イザン君イファン君と話し合って、再会する日の日程調整をしてもらいました。

 2020年12月25日、グループのみんなでミシンや手縫いでオリジナル座布団カバーを作りました。さすが皆さん、裁縫はお手のもの!手際よく、ステキなカバーが出来上がりました。

 皆さんの想いの詰まった手作り座布団を携えて2月14日、交流会場である北波多公民館へ向かいました。会うのは1年3か月ぶり。皆さんドキドキ、ワクワク♡

 会ってすぐにみーんな最高の笑顔です!「久しぶりねー!元気やった?」「あらー!髪型の変わっとるー」など、会いたかった思いが言葉として溢れ出しました(笑)

 それでは早速座布団の贈呈式です。手書きのお手紙付きでプレゼントしました。「これ手作りですが⁉凄いですね!」「この手紙、手書きですか?すごいきれいです!」と、イザン君とイファン君も感動されていました。

 次に、以前交流した様子をプロジェクターに映し出します。「うわぁ。懐かしいです」「正直に言ってね。お茶、どうやった?苦かったやろ?」「お茶美味しかったです!本当に!お茶好きなんです」など、当時の思い出に浸り、その時にやった歌遊びをもう一度皆でやってみました。

次は、イザン君とイファン君から母国、インドネシアの紹介をしてくれました。ホワイトボードを使ってとても詳しく、丁寧に説明してくれました。

そして今日は2月14日。何の日?そう!バレンタインデー♡ 学生の皆さんから、イザン君とイファン君、そして今回、日程調整等でお世話になった金野尾さんにバレンタインのプレゼントです。

 久しぶりの再会でしたが、お互い緊張や遠慮のない、とってもフレンドリーな交流となりました。コロナ禍で色んな事が制限される窮屈な世の中ですが、そんな中でも工夫をして、笑顔を作れる交流が出来た事はグループの皆さんにとっても、イザン君イファン君にとっても、素晴らしい時間になったことと思います。