伊万里が生んだ「森永杉洞」を多くの人に-唐津校10期卒業生 句碑めぐり展

ゆめさが大学唐津校10期卒業生のグループが、俳人森永杉洞(さんどう)を紹介する展示会を開催します。

この展示会は、ゆめさが大学卒業生が在学中に地域活動体験学習として取り組んだ、森永杉洞句碑巡りマップ作りからスタートしています。
森永杉洞の句碑は、伊万里市内はもとより、全国にも点々とあり、京都南禅寺三門にも句碑があります。
学習・調査を進め、伊万里市内にある句碑をめぐり、句碑めぐりマップの作成、句碑の拓本採り、城山公園にある句碑の案内板設置などに取り組みました。
人物像や句碑について調査を進めるうちに、地元伊万里市内でもよく知られていないことがわかり、多くの人に知ってもらう必要があるとの思いを強くし、今回「森永杉洞句碑めぐり展」を企画しました。


                      記

1 期 間

令和4年6月25日(土)~29日(水)
※6月27日(月)は休館日、最終日は15:00まで

2 会 場

伊万里図書館 企画展示室
伊万里市立花町4110−1

3 内 容

句碑巡りマップの展示配布、活動写真
句碑拓本(伊万里実業高校の生徒との共同作業分を含む)
森永杉洞に関する書籍
グループメンバーの自作の句 など

4 問合せ先

ゆめさが大学唐津校10期生「森永杉洞老師句碑めぐりグループ」
代表 松﨑 勲(090-9074-5146) 事務局 山本茂子(090-7467-8092)

5 森永杉洞について

 森永杉洞は、明治33年(1900)伊万里の出身の僧侶で、俳人です。15歳で出家し、南禅寺派の高僧として南禅寺の管長となる資格を持ちながら、これを断り、伊万里市の禅寺円通寺の住職として生涯を送りました。
 20才の頃から、高浜虚子主宰の「ホトトギス」に投句を始め、昭和17年(1942)、「伊万里ホトトギス会」を結成、主宰し、九州における俳句の重鎮となりました。